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2026.10.30 IFAお役立ち情報

こどもNISAとは?2027年開始の新制度と家族の資産形成|GLライフ

「こどもNISA」で、家族みんなの未来に種をまく 〜2027年スタート予定、子どもと親で考える資産形成〜

こんにちは。名古屋のGLライフ株式会社です。今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、2027年にスタート予定の新しい制度「こどもNISA」について、一般的なポイントをやさしく整理してみます。

お子さんの教育費や将来の夢のための準備として、そして「家族ぜんぶのお金」を見直すきっかけとして、いま注目を集めている制度です。

こどもNISAって、どんな制度?

こどもNISAは、0〜17歳のお子さん名義でつくれる、新しい非課税の資産形成制度です。口座はお子さん名義で、運用の管理は親権者が行います。ポイントをまとめると——年間の投資枠は60万円、非課税で保有できる上限は600万円、しかも非課税で持ち続けられる期間は無期限。投資できるのは、長期の積立に向いた「つみたて投資枠」対象の投資信託などです。そして18歳になると、大人のNISA(つみたて投資枠)へ自動的に引き継がれます。

かつての「ジュニアNISA」に比べ、非課税期間が無期限になり、18歳以降もそのまま続けられるなど、”長くコツコツ育てる”のにぐっと使いやすくなりました。大人のNISA(つみたて投資枠・成長投資枠)とは、対象年齢や年間の投資枠などに違いがありますが、18歳になれば大人のNISAへ引き継がれ、長期の資産形成をそのまま続けられるのが大きな特徴です。

子どもにとっての効果 〜「時間」という最大の味方〜

こどもNISAの大きな魅力は、運用にかけられる「時間」がとても長いことです。たとえば0歳で始めれば、18歳になるまで約18年。長期・積立・分散という資産形成の王道を、これ以上ないほど長い時間をかけて実践できます。短期の値動きに一喜一憂せず、じっくり育てていくスタイルと、こどもNISAはとても相性がよいと言われます。

さらに、お金が育つのを家族で見守る時間そのものが、お子さんにとっての”生きた金融教育”にもなります。「コツコツ続けると、お金も時間をかけて育つ」という感覚を、早いうちから自然に身につけられる。そうして準備できた資産は、将来の進学や独立、あるいは「やってみたいこと」への挑戦まで、お子さんの選択肢を静かに広げてくれるかもしれません。

親にとっての効果 〜計画的に、家族で向き合える〜

親御さんにとっての効果も、大きく2つ考えられます。

ひとつは、お子さんへの資産の引き継ぎを、計画的に進めやすいこと。こどもNISAには専用の贈与非課税枠があるわけではなく、親から子へのお金の拠出は暦年贈与の基礎控除(年110万円)の範囲で考えることになります。だからこそ、他の贈与との兼ね合いや記録の残し方まで含めて、早いうちから整理しておくと安心です。

もうひとつは、家族みんなで資産形成に向き合う習慣ができること。お子さんの口座を始めるこのタイミングは、「親であるご自身のNISAやiDeCoは動いているか」「使う予定のないお金が、ただ眠っていないか」を見直す、よい機会でもあります。家族が同じ方向を向けると、資産形成はぐっと続けやすくなります。

この機会に、家計全体を見直してみる

こどもNISAのいちばんの価値は、制度そのものだけではないのかもしれません。それは、家族全体でお金と向き合う、よいきっかけになること。お子さんのための一歩が、ご家庭全体のお金を見直す一歩にもなります。

ご自身のNISAやiDeCo、将来への備え、そしてご家族への計画的な資産の引き継ぎ(贈与)まで、こどもNISAを始めるこの機会に、家計全体を一度ながめてみるのもよいタイミングです。

なお、制度の最新情報は金融庁のNISA特設サイトもあわせてご確認ください。家計の資産形成や長期・積立の考え方については、関連コラム:マネーセミナー「賢いお金の備え方」開催レポートもご参考になさってください。


子どもの夢に、お金の種をまく。そして、家族みんなで育てていく。「こどもNISA」は、そのはじめの一歩にぴったりの制度になりそうです。

ご家庭に合った備えや、家計の整え方について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。名古屋のGLライフ株式会社が、一緒に考えるお手伝いをします。

※ こどもNISAは2027年1月開始予定の制度で、対象商品や手続きなど一部は今後の政省令等で確定します。本コラムは一般的な情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入や投資手法を推奨・勧誘するものではありません。最新かつ正確な内容は金融庁等の公式情報をご確認ください。投資には価格変動などのリスクがあり、元本は保証されません。贈与税など税務の取り扱いは個別の事情により異なるため、具体的なご判断は税理士等の専門家にご相談ください。

参考サイト:日本証券業協会 0歳からNISA口座が開設できるようになります!

 

こどもNISAコラム監修者 榮尚則|GLライフ株式会社

この記事の監修者
榮 尚則 | GLライフ株式会社
保有資格:CFP®/プライマリー・プライベートバンカー/一種外務員